2025年には高齢者人口は約3500万人、人口全体の約30％に達することが予想されています。これは2025年問題と言われています。高齢者増加に伴い、認知症患者は、150万人が320万人になると推計されています。世帯主が６５歳以上である高齢者の世帯数は、1340万世帯が1840万世帯に増加し、一人暮らし世帯は約680万世帯（約37％）に達すると見込まれています。年間死亡者数も約140万人（うち65歳以上約120万人）が約160万人（うち65歳以上約140万人）に達すると見込まれています。今後急速に高齢化が進むと見込まれるのは、首都圏をはじめとする都市部です。2025年問題に対して、国、地方自治体は、医療、介護制度改革に取り組み、地域包括ケアシステムを構築しています。医療から介護、施設から在宅と従来とは異なる形でサービスを提供しようとしています。

　当院としては、この社会構造の変化による、医療、介護のサービスの一翼を担うため、様々な取り組みをして居ます。従来通りの疾患のある方の通院治療を行いつつ、その方の家庭環境の変化、運動機能の低下、認知症発症、癌発症などなど、通院困難になった場合、在宅医療に切替え、入院せず、日常生活を送りながら、治療を継続し、更には人生の最期を迎える際にはご本人、ご家族の希望があった場合、在宅看取りも行える体制を整えて居ます。

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​経歴

昭和61年帝京大学医学部卒業

昭和61年～平成1年帝京大学付属病院第一内科研修

平成1年～平成5年帝京大学医学部大学院　医学博士号授与

平成5年～平成8年玉井病院勤務

平成8年～平成11年帝京大学付属病院助手として勤務

平成11年～平成18年上尾中央総合病院内科部長として勤務

平成19年～浜内科クリニック開業